岡山市郊外の閑静な住宅街の一角に、外壁に日本伝統の本焼板をあしらったMさんの邸宅がある。玄関ホールの障子を開けると、和の趣を大切にしたダイニングが広がる。どこか懐かしさのある古民家風の住まいを目指し、障子や畳、太い梁など和の要素を取り入れた。
担当者からひとこと
ご夫婦ともにお酒が大好きで、「自宅でも居酒屋の雰囲気を楽しめるように」と、家の中心にダイニングキッチンを配置し、お酒をディスプレイする収納棚を造作しました。広々としたダイニングカウンターを囲み、畳ベンチに座ってお酒を手に語らう休日の夜は、夫婦にとってかけがえのないリラッタイムとなっています。また、キッチンの周りには浴室や洗面室、トイレといった水まわりの設備を集中させ、奥さんが日々の家事を効率よくこなせる動線を実現しました。